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保育士・幼稚園教諭になるには
保育士・幼稚園教諭になるには、それぞれ以下の資格・免許が必要になります。
保育士資格(国家資格)
- 厚生労働省の所管
- 指定保育士養成施設(本校は指定保育士養成施設です)で必要な課程・科目を履修し、卒業すると保育士資格が取得できる。
- 保育所などの児童福祉施設で、保育士として働く時に必要な資格。
- 幼稚園教諭として働く場合でも幼保一元化の動きに伴って必要となる場合もあります。
幼稚園教諭免許(教員免許)
- 文部科学省の所管
- 大学の教職課程または指定教員養成機関(本校は指定教員養成機関です)で必要な課程・科目を履修し、卒業すると幼稚園教諭二種免許が取得できる。
- 幼稚園教諭として働く時に必要な免許。
- 保育士として働く場合でも幼保一元化の動きに伴って必要となる場合もあります。
また、保育士・幼稚園教諭になるには「子どもが好き」という気持ちももちろん大切ですが、それ以外に例えば以下のようなことに取り組むことも大切です。
- 音楽、演劇、美術などの鑑賞
- 身近にある植物、小動物の名称暗記や生態学習
- 地域の図書館で催される絵本の読み聞かせ講習などへの参加
- 体力づくり
- 保護者への正しい言葉遣いの学習
- 文章力、理解力の向上
- 字が丁寧で上手に書けるようになる
- 応急処置ができる(特に幼児医療に詳しくなる)
- ピアノ(弾き歌いができるなど)の技術の向上
- 製作に関する技術の向上
- 心理カウンセリングの勉強
- パソコン技術の習得
- 救急救命士の資格取得
いずれも、「何事に対しても意欲的に取り組む姿勢」が強く求められます。
幼稚園で働くとは
幼稚園では3歳から小学校就学までの幼児を保育の対象とし、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という5つの領域から色々な体験を積み重ね、学校教育法が定める幼稚園教育の目標に向けて子どもを教育します。
幼稚園教諭の仕事内容
- 一日の保育
- 先を見通した保育の準備
- 環境設定(日々の子どもたちの遊びや生活に合わせて必要なものを揃えたり、保育室、教室の机・椅子などの配置を適宜変更する)
- 遊具の点検
- 個人記録、月案、週案、日案、日誌、年間指導計画、クラス便りの作成
- 園内・教室の掃除
- 保護者対応
- 行事、個々の保育の悩み、共有の話題にしたい子どもなどの話し合い
- ピアノ、紙芝居、手遊びの練習
- 研修参加
保育所で働くとは
保育所は「養護」と「教育」が一体となって、豊かな人間性を持つ子どもを育成するところに特徴があります。「養護」では生命や健康の保持、情緒の安定、食事や排せつ等の基本的生活習慣の確立など、生活の場でもあり、子どもと保育者との安定した情緒的な関係が大切にされなければなりません。「教育」の面では、幼稚園との整合性を図りながら保育が行われています。
また、地域への子育て支援も進めています。
保育士の仕事内容
- 子どもに食べる、眠る、着替えるなどの基本的生活習慣が身につくよう援助する
- 子どもの身の回りの世話をする
- 子どもに集団生活を通して社会性が身につくよう援助する
- 子どもと遊ぶことで心身の健やかな成長を手助けする
- 保護者に対して、教育などの手助け、アドバイスをする
- 地域と深くかかわり貢献する
- 保育の準備をし、教材などを考える
- 環境設定(日々の子どもたちの遊びや生活に合わせて必要なものを揃えたり、保育室、教室の机・椅子などの配置を適宜変更する)
- 行事を計画、実行する
- 施設内の安全点検をする
- 子どもの自立心、社会性、感性を育てる