東京保育専門学校 紀要
『児童研究』終刊のお知らせ
この度、本校機関誌『児童研究』が、平成30年3月号(第685号第63巻第4号)を持って、終刊することとなりました。
『児童研究』は、昭和31年9月に創刊されました。
「幼稚園教諭の養成が一年制度から二年制度に改正されたといっても、四年制の専門大学にでもしない限り十分な教育は行われないし、自信をもって幼稚園の先生を社会に送り出すことなどできはしない。だから"学校教育"の補充という意味で…」(『東京保育専門学校五十年史』より)
という先達の思いが込められ、平成22年3月までは年12回、平成22年4月より平成27年3月までは年6回、平成27年4月からは年4回(4月、6月、12月、3月)発行しておりました。(第33巻の年に第34巻と誤記された号が複数号あり、その次の巻数が第35巻になってしまいました。通巻号数に間違いはありません)
執筆は本学園理事と本校教職員、講師の先生方にお願いし、在校生の作文を折にふれて掲載しました。在校生、卒業生のほか、実習巡回先や入学志願者にも配布しておりました。
今後は、本年3月以降に創刊予定の「研究紀要」が、学生(卒業生)への学校教育の補完(講師・教員の論文掲載)の役割を引き継ぎます。学園ニュース(人事異動など)と学生の作文(行事の振り返りなど)については、代替の発信方法を今後検討し、同窓会「なでしこ会」からのお知らせについては本校ホームページでの掲載を予定しております。
62年の長きにわたり、ご支援、ご愛読いただいた皆様に感謝申し上げます。
『児童研究』編集委員会